この記事はこんな人向けです
- 転職サイトをどこを使おうか迷っている人
- Dodaの転職カウンセリングがどんな様子か気になる人
- Dodaカウンセラーの評判が気になる人
私は、2019年に行った「わずか6週間」の転職活動で、希望する2社から内定をもらいました。
「6週間」という短期決戦の戦略は、Dodaのカウンセラーの方から提案をもらい、結果的にその戦略が成功した形になりました。私を担当してくれた女性のカウンセラーの方は、とても親身に、かつ論理的なアドバイスを私にくれ、転職を成功へと導いてくれました。要するに、私にとっては「アタリ」のカウンセラーだったのです。
この記事では、Dodaでカウンセリングの様子や、カウンセラーの方がどんなアドバイスをくれたかなどの、私の「体験談」をご紹介します。
目次
最初は、公開求人だけ見ていた
2019年に転職活動を始めるまえから、複数の転職サイトに登録していました。具体的には、以下の3つです。
- Doda
- リクナビネクスト
- ビズリーチ
これらは、登録をしてたまに公開求人を見るだけで、カウンセリングなどは受けていませんでした。
カウンセリングを受ける前、公開求人だけを見ていた私の感想は
「どれも微妙・・・」
でした。たしかに公開求人でもたくさんの募集はありましたが、職種や勤務地・年収面で、自分が魅力を感じるものはありませんでした。
そこで、2019年に本格的に転職活動を始めるにあたっては、きちんと「カウンセリング」を受けることにしました。
カウンセリングを予約
さっそく、転職カウンセリングの予約をすることにしました。私が最初に、転職カウンセリングを予約した転職サイトは「Doda」です。
Dodaを選んだ理由は、以下のとおりです。
- カウンセリング会場が職場の近くだった(丸の内)
- 非公開求人が多いから
- 転職者満足度No.1と聞いたから
正直、そこまできちんと比較して選んだわけではありません。カウンセリング会場がたまたま会社から近かったというのが、一番大きな理由です。
しかし、結果的には、このDodaで、最後まで転職活動を行うことになりました。
カウンセリング当日までに職務経歴書を準備
カウンセリングを受けると決めたら、次はカウンセリングの予約です。カウンセリング予約のダイヤルへ電話しました。
そのとき、スタッフの方からは、「当日までに職務経歴書をご準備ください」と言われました。そのとき、正直な気持ちとしては「面倒くさいな・・・」感じました。というのも、このときは「絶対に転職する」というよりも
- どんな求人があるのか知りたい
- 自分が転職できるか相談したい
というくらいの気持ちでした。なので、「職務経歴書」という具体的な書類を用意することに抵抗を感じました。言われたから仕方なく、職務経歴書の準備を渋々はじめました。
しかしいざ職務経歴書を書き始めると、
- 今までのキャリア
- 培ったスキル
などが整理されて、書くのがだんだん楽しくなってきました。
ちなみに、Dodaでは職種・業種ごとに大量の職務経歴書フォーマットが用意されています。
https://doda.jp/guide/syokureki/download.html
こちらを参考にしながら、職務経歴書の準備を進めました。
初回カウンセリング当日
カウンセリングは、東京駅直結の丸ビルにあるDoda本社で行われました。
警備員の方に「Dodaのカウンセリングで来たのですが」と伝え、ゲートを通してもらいました。Dodaの受付でカウンセリングを予約している旨を伝えると、カウンセリングブースの番号が書かれたカードキーを渡されました。そのブースで、カウンセラーの方がいらっしゃるのを待ちます。そして、時間になりカウンセラーの方がいらっしゃいました。担当してくれたのは女性のカウンセラーの方でした。
お互いに簡単な自己紹介をすませ、早速メインのカウンセリングに入りました。事前に提出していた職務経歴書をもとに、おもに以下のことをヒアリングがありました。
- 中学・高校・大学の学生時代に取り組んだこと
- 就職活動の"軸"や、今の会社を決めた理由
- これまで経験した部署や取り組んだ仕事
- 今後のキャリアやこれからやりたいこと
このヒアリングが、とにかく徹底していました。たとえば、「高校のときに陸上部に所属していましたが、なんで陸上をやりたいと思ったんですが?」など、「それ、転職活動に関係ある??」と思うようなことまで、ヒアリングされました。
しかし、そうやって深堀してヒアリングしてくれたおかげで、
- 自分が大切にしてきたことや、自分の価値観
- 今の会社や仕事を、本当はどう思っているのか
- 本当に転職することがベストなのか
など、自分自身の「たな卸し」をすることができました。この「たな卸し」が、のちの転職活動をわずか6週間で終わらせた「武器」になりました。
結局、初回のカウンセリングは、予定していた90分をはるかに超え、2時間以上も話し込んでしまいました。それでも全ては終わらず、2日後の同じ時間に持ち越しになりました。
本当に転職することがベストなのか?
カウンセリングのなかで、最初カウンセラーの方から「今までの話を聞くと、本当に転職が必要とはあまり思えません」と言われました。転職会社のカウンセラーの方から「転職しない方がいい」と言われたのはかなり以外でした。理由としては、
- (上司以外は)人間関係がとても良好である
- 会社から有用な人材だと認められ、仕事へのやりがいも感じている
- 年収水準も、多少低いが、そこまで絶望的ではない
という点でした。
正直、私自身もこれらの理由で、本当に転職していいか迷っていました。しかし、「会社の将来性」について触れると、「妻も子供もいる身としては、転職を考えるのも仕方ないかもしれませんね」ということになり、転職活動を進める方向で決まりました。
最初に「転職しない方がいい」という提案を頂いたことで、「このカウンセラーの方は信頼できる人だな」と強く感じました。また、この時点で「他の転職サイトは使わなくていいや」と感じていました。
2回目カウンセリング
2回目のカウンセリングでは、前回と同じカウンセラーの方と、具体的にどう転職活動を進めるかの「戦略」を一緒に考えました。
私の希望の軸としては、
- 仕事内容は、今と同じ職種(総務または広報)
- 年収は今よりも高いところ(プラス50~100万円)
- 少なくとも2社以上から内定をもらいたい
今の仕事内容が好きなので、同じ総務または広報といった同じ職種を希望。年収は少なくとも今よりも50万円~100万円高いところを希望しました。
また、「個人的に1社の内定が出たら即終了」とはしたくありませんでした。少なくとも2社から内定をもらい、どちらの内定先がいいか妻とも相談してから、「選びたい」という気持ちがありました。
これらの希望をもとに、カウンセラーの方から「短期決戦」という戦略の提案を受け、その戦略にしたがって転職活動をすすめることになりました。
カウンセラーと考えた「戦略」が大成功!!
結果的に、カウンセラーの方と一緒に考えた、この「短期決戦」という戦略は大成功でした。
- 転職活動の期間がわずか6週間ですんだ
- 希望する企業2社から内定をもらった
- 会社にバレずに転職活動できた
私が希望したこれらの条件をすべてクリアすることができました。カウンセリング後は、このカウンセラーの方とお話する機会はなくお礼も言えてないのですが、ここまで転職活動をきちんと進めることができたことを、お礼を言いたいくらいです。
カウンセリングを受けた感想は?
カウンセリングを受けた感想は、「とても自分のためになった」です。
- 自分の今までの生き方やキャリアが整理された
- 自分がこれからどうしたいのかが整理された
- 「自分は転職できる」という自信がついた
というメリットがありました。また、カウンセラーの方も
- 話しやすい雰囲気を作ってくれる
- きちんと私の話に耳を傾けてくれる
- アドバイスが論理的で的確
という素晴らしい方でした。私は、たまたま「アタリ」を引いたのかもしれませんが、「Dodaのカウンセラーは信用できる」というのが、無事に転職活動を終えた私の感想です。
まとめ
Dodaカウンセリングを受けた感想は、とにかく「自分のためになった」です。
転職サイトを登録だけしておいて、カウンセリングを受けないのはとてももったいないです。カウンセリング自体は無料ですし、カウンセリングを受けたかたといって、絶対に転職しないといけないわけではありません。
転職活動に興味がある人は、まずは「カウンセリング」を受けてみることを、強くオススメします。