みなさん、こんにちわ!あるぱかです。
このブログは、自己改善やパフォーマンス向上のヒントとなる情報を発信しています。
本日のテーマは「早起き」です。
・社会的に大きく成功している人は早起きが多い
・仕事のパフォーマンスを上げるためには、早起きをするべき
・早起きを習慣にすることで人生が劇的によくなる
早起きについてそんな噂をよく耳にするのではないでしょうか。
実際に、(日本を含めた)世界で活躍している偉人たちの多くが早起きを実践しています。
「早起き」と「成功」は、どうやら無関係ではなさそうです。
しかし、頭ではわかっていながら、なかなか実践に踏み切れない、もしくは習慣が続かないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、世界で活躍している人で、早起きを実践している偉人・経営者をご紹介するとともに、早起きを実践することがなぜ仕事のパフォーマンス向上につながっていくのか、その理由についてご説明いたします。
目次
①早起きを実践している経営者・偉人
【海外の経営者】
・ティム・クック(3:45起床)
アップルCEO。
毎日700~800通届くメールのチェックをしている。
5:00頃、プライバシー完備のジムでエクササイズ。
・ハワード・シュルツ(4:30起床)
スターバックスコーヒーCEO。
朝起きてから3匹の犬の散歩と運動を行ったのち、妻に朝食を作ってから仕事へ出かける。
・ジャック・ドーシー(5:30起床)
Twitter創業者。
毎朝6マイル(およそ10km)ほどジョギング。
また、瞑想も習慣としている。
【日本の経営者】
・宗次徳二(4:00起床)
カレーチェーンCoCo壱番屋の創業者。
現役中は、早朝にお客さんからのアンケートを通読。
現在は退任したが、今でも4時に起きて名古屋の大通りを掃除。
「早起きは3億の得。超早起きは30億の得」
・土光敏夫(4:00起床)
過去に経営危機にあった石川島播磨重工(現IHI)や東芝の再建を果たす。
「ミスター合理化、財界の荒法師、行革の鬼」と呼ばれた。
4時に起床し、散歩を欠かさなかった。食事もメザシや麦飯など、質素を心がけた。
(1988年、91歳で死去)
【歴史上の偉人】
・織田信長(4:00起床)
起床してから馬に乗って、片道4キロのコースを往復。
そして往路で戦術を練り、復路で決断をしていたそうです。
・豊臣秀吉(3:00起床)
織田信長が起きる前に起床し、忠節をつくし、戦功をあげた。
②早起きが身体に与える良い影響
セロトニンの分泌を活性化させる
「朝早く起きるとなんか一日、気持ちがいいなぁ」
と感じたことが、あなたにもあるのではないでしょうか?
朝早く起きて、近所を散歩したりして朝日を浴びると、脳内ホルモンである「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれており、こころの安定や思考力、安心感などをもたらすホルモンです。
セロトニンは、ストレスマネジメントの観点からは非常に重要です。
セロトニンが不足すると、慢性的なストレスや仕事への意欲も低下を引き起こします。
その状態が続くと、やがてうつ病や不眠症などを起こしてしまいます。
経営者は、日々、過酷なストレスにさらされています。
企業の規模が大きくなるほど、さまざまな問題が起こり、その対応に追われます。
特に、世界規模で展開している会社では、昼夜問わずさまざまな問題に直面します。
おそらく、周りの人から想像もつかないほどのプレッシャーがあるでしょう。
そんなプレッシャーに負けずに働くために、「早起き」を実践しているのです。
セロトニンは、睡眠ホルモン「メラトニン」に変わる
セロトニンはこころの安定や思考力、安心感を得るために重要だと言いましたが、もう1つ重要な要素があります。
それが、「メラトニン」の存在です。
メラトニンは、通称「睡眠ホルモン」と呼ばれ、夜、自然な眠りを誘うはたらきをするホルモンです。
メラトニンは、目覚めてから14~16時間ほど経つと分泌され始めるのですが、
実は、このメラトニンは、セロトニンを原料にして作られるのです。
つまり、体内に十分なセロトニンがないと、よい睡眠のために必要なメラトニンも作ることができないのです。
うつ病の人は、セロトニンが少ないことでメラトニンが十分に生成されず、不眠症となってしまうケースもあるのです。
「最近、寝つきがよくなくて・・・」
「夜、変な時間に目が覚めてしまって・・・」
「寝ても全然疲れがとれなくて・・・」
という方は、メラトニンが不足しているのかもしれません。
仕事で最大のパフォーマンスを発揮するためには、睡眠の質はとても大事です。
「よい睡眠」というと寝る前の行動のみに左右されると考えがちです。
セロトニンの量が朝の習慣で決まるとなると、「よい睡眠は朝に作られる」といっても過言ではありません。
成長ホルモンを分泌させる
早起きによって良質な睡眠を得ることで、もう1つメリットがあります。
それは、「成長ホルモン」の分泌が盛んになることです。
「成長ホルモンって、身長を伸ばすためのホルモンでしょ。大人は関係ないよね」
と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
実は、成長ホルモンには、大人のからだにとって、非常に重要な役割を果たしているのです。
【成長ホルモンの役割】
①身長を伸ばす
②筋肉や骨、皮膚を強くする
③脂肪を分解する
このうち、注目すべきは②・③です。
成長ホルモンは、筋肉や骨、皮膚を強くするため、アンチエイジングに役立ちます。
さらに、脂肪を分解する効果があるため、生活習慣病の予防にもなるのです。
早起きを実践している経営者は、高齢にも関わらずとても若々しく見えるのは、早起きの習慣が影響しているのです。
成長ホルモンの分泌は、入眠から3時間の睡眠の質に左右されます。
特に、最初の90分間の睡眠が深いほど、成長ホルモンが多く分泌されるといわれています。
上記のとおり、睡眠の質は、メラトニンの分泌量に左右されます。
早起きを習慣にすることで、
セロトニン分泌:こころの安定や思考力、安心感を高める
↓
メラトニン分泌:寝つきを良くし、睡眠の質を上げる
↓
成長ホルモン:アンチエイジング、脂肪分解
という、身体的な好循環が生まれるのです。
自身を成功に導くためには、まず身体のコンディションを高めてあげる必要があります。
日々の習慣に早起きを取り入れて、バイタリティを高めてみてはいかがでしょうか。
③朝の時間を有効的に使える
早起きすることで、1日の時間を有効的に活用することができます。
成功している経営者ほど、多忙を極めています。
日中は当然、自分の時間を作ることはできません。
夜は家族と過ごすための時間。
と考えると、必然的に自分の時間は「朝」作るしかありません。
せっかくの「自分の時間」ですが、テレビやゲームなどに時間を割いてはもったいないです。
自身のパフォーマンスをあげ、自分への投資につながるような習慣を行うのがベストです。
実際に、有名な経営者の多くが、朝の時間を活用して、さまざまな習慣に取り組んでいます。
早起きしてやるべき習慣①:運動
早起きして取り組むべき習慣として、1つは「運動」が挙げられます。
スターバックスコーヒー創業者のハワード・シュルツ(4:30起床)
アップルCEOのティム・クック(3:45起床)
Twitter創業者のジャック・ドーシー(5:30起床)
上記の経営者たちは、朝起きてから仕事までの間に「運動」を取り組んでいます。
Twitterのジャック・ドーシーにいたっては、毎朝10kmほどのジョギングをしているというから驚きです。
早起きして運動することにどんなメリットがあるのでしょうか。
運動によるメリットはさまざまですが、仕事のパフォーマンスに関して言えば、脳を覚醒させることが大きなメリットです。
早起きで眠たい状態のまま仕事に取り掛かっても、パフォーマンスはあがりません。
運動し、全身の血流を良くすることで、脳に血液がまわります。
その状態で仕事にとりかかることで、何もしないときと比べて格段にパフォーマンスが上がります。
さらに、運動後にシャワー浴びることで、気持ちをスッキリさせる効果があります。
実際に、アメリカのとある高校で行われた実験で、授業開始前に運動をさせた生徒と運動をしなかった生徒との間で、運動をさせた生徒は試験の結果が1.5倍以上も改善した、との結果もあります。
もちろん、夜の運動が無意味ということではないですが、①早起きが身体に与える良い影響でふれたとおり、朝の光を浴びることでセロトニンが分泌されるという効果もあるので、運動の習慣と合わせれば一石二鳥ではないでしょうか。
早起きしてやるべき習慣②:クリエイティブな仕事
朝は、クリエイティブな仕事をするのにもっとも適した時間です。
・新しい事業案を作る
・イラストデザインを考える
・本やブログの執筆をする
など、自分のアイデアを形にするために、有効な時間です。
なぜ、クリエイティブな仕事は朝がおすすめなのでしょうか。
1つは、脳がもっとも活性化するのが朝だからです。
起きてから2~3時間は、脳が一番元気に活動してくれる時間帯です。
特に、抽象的な思考が求められる仕事は、脳全体をバランスよく使う必要があります。
イメージをつかさどる「右脳」と、言語をつかさどる「左脳」をうまく使うことで、クリエイティブな仕事を行うことができます。
朝の時間をうまく活用することで、誰も思いつかないような画期的なアイデアを生み出すことができるのでしょう。
早起きしてやるべき習慣③:勉強
朝はもっとも集中力・思考力が高まる時間です。
そこで、今自分がもっとも伸ばしたい分野について、勉強をするのにもっとも適した時間です。
特に、朝は脳全体が活性化しているため、複雑な思考や瞬発力を求められる学習に最適です。
英会話や資格試験の勉強など、集中力が必要な勉強を朝行うと、効率的に学習を進めることができます。
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まとめ
社会的な成功をおさめるうえで、早起きは欠かせません。
早起きは身体にもいいし、仕事のパフォーマンスもあがります。
実際に、多くの偉人・経営者が早起きを習慣に取り入れています。
4:30起床など、極端な早起きはなかなか実践できません。
しかし、まずはいつもより30分早く起床してみることで、1日の過ごし方がぐっと変わってきます。
ぜひ、みなさんも早起きの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。